• 一般企業を57歳で早期退職して定年を迎えた私が、実際に体験した再就職の現状や会社員時代は給料天引きで意識しなかった費用、退職をすることにより必要な国民健康保険や国民年金の手続き方法、失業手当の受け取り方などを分かり易くお伝えしていきたいと思います。

国民年金への加入

【公的年金制度の種類】

公的年金には、3種類あり、日本国内に住所のあるすべての人が加入を義務づけられています。その人の働き方により加入する年金制度が決まっています。

制度説明
国民年金日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人。
厚生年金厚生年金保険の適用を受ける会社に勤務する全ての人。
共済年金公務員・私立学校教職員など。

【国民年金への加入手続き】

日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の方で、厚生年金保険に加入していない方は、すべて国民年金の第1号または第3号被保険者となります。

『第一号被保険者』

日本国内にお住まいの20歳以上60歳未満の自営業者、農業・漁業者、学生および無職の方とその配偶者の方(厚生年金保険や共済組合等に加入しておらず、第3号被保険者でない方)。

『第二号被保険者』

厚生年金保険や共済組合等に加入している会社員や公務員の方。
ただし、65歳以上の老齢基礎年金などを受ける権利を有している方は除きます。

『第三号被保険者』

第2号被保険者(※)に扶養されている配偶者の方で、原則として年収が130万円未満の20歳以上60歳未満の方。